イトクズモ
種子植物Zannichellia palustris L. var. indica (Cham.) Graebner
| 科名 | ヒルムシロ科 | 
|---|---|
| 大分県カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの | 
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増大している種 | 
選定理由
  分布域は狭く,本県の生育地は点在して少ない。池沼の水質汚濁や水生植物の競合などで生育状態が悪化し,絶滅の危険性が高くなっている。
- 県内分布( )は過去の分布
 - 中津・宇佐低地,別府湾沿岸域
 - 分布域
 - 本州,九州(大分),沖縄
 - 世界的分布
 - 朝鮮半島,中国(東北部),インド,中央アジア,アフリカ,シベリア,欧州
 - 生育環境
 低地の池沼や水溝。
- 現状
 - 生育地の一部では池の水質汚濁のため生育しているかどうか不明。生育環境が不安定で,持続的な生育状態の把握が難しい。