カネヒラ
魚類Acheilognathus rhombeus (Temminck & Schlegel, 1846）
| 目名 | コイ目 |
|---|---|
| 科名 | コイ科 |
| 大分県カテゴリー | 絶滅危惧ＩＢ類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの |
| 環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
県内では筑後川水系と周防灘に注ぐ水系に生息する。筑後川水系では確認地点が少なく局所的で、環境改変により個体群の絶滅の危険性が高い。
- 県内分布（ ）は過去の分布
- 筑後川水系、（山国川水系）、周防灘に注ぐ水系
- 分布域
- 濃尾平野以西の本州、四国北東部、九州北部。関東・北陸・東北地方は移植。
- 世界的分布
- 朝鮮半島西部
- 生育環境
河川の中・下流域、これに連なる水路に生息し、イシガイ科の二枚貝に産卵する。
- 現状
- 筑後川水系では2008年を最後に確認されなくなった河川があり、残された生息地の生息環境や個体数に十分な注意が必要である。
山国川水系では近年確認が困難になっている。