オツネントンボ
昆虫類Sympecma paedisca (Brauer)
| 目名 | トンボ目 |
|---|---|
| 科名 | アオイトトンボ科 |
| 大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
| 環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
抽水植物の繁茂する池沼に生息するが，どの生息地でも密度がかなり低い。開発や汚水の流入などで生息環境の悪化による絶滅が懸念される。
- 県内分布（ ）は過去の分布
- 中津市，三光村，宇佐市，豊後高田市，山香町，杵築市，安心院町，別府市，大分市，佐賀関町，津久見市
- 分布域
- 北海道,本州,四国,九州(福岡･大分),奥尻島,佐渡島,淡路島,壱岐,対馬,五島列島
- 世界的分布
- 中国，朝鮮半島，中央アジア，中近東，南ロシア，ヨーロッパ
- 生育環境
平地から山地の抽水植物が繁茂する池沼や湿地の滞水。
- 現状
- 生息環境の悪化により個体数が減少傾向にある。
- 備考
津久見市は国内南限地。