ミズスマシ
昆虫類Gyrinus japonicus Sharp
目名 | コウチュウ目 |
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科名 | ミズスマシ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増大している種 |
選定理由
県内広域の水質の良い池沼や緩やかな水流に生息し,かつては普通に見られたが,2000年代から生息地,個体数が急激に減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 三光村,上津江村,日田市,安心院町,山香町,別府市,玖珠町,九重町,湯布院町,庄内町,大分市,久住町,竹田市,臼杵市,佐伯市,直川村
- 分布域
- 本州,四国,九州
- 世界的分布
- 朝鮮半島,中国北部,ロシア極東部
- 生育環境
山地から平地の水質の良い池沼や緩やかな水流。
- 現状
- 近年は特に河川中下流域での衰退が顕著で,水質の良い環境に限られる。
- 備考
河川中下流域や平地の止水環境でのミズスマシ科各種の衰退の要因に洗剤の影響があるとする説がある。