オオツノハネカクシ
昆虫類Bledius salsus Miyatake
目名 | コウチュウ目 |
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科名 | ハネカクシ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 情報不足(DD)評価するだけの情報が不足している種 |
選定理由
江戸時代から昭和30年代まで瀬戸内地方に開発された塩田で泥地に無数の坑道を作って生息する本種は害虫として知られていた。塩田が廃止され,現在は沿岸地方のヨシ原などの湿地に僅かな生息地が点在し,開発による個体数の減少が危惧される。
- 県内分布( )は過去の分布
- 中津市・国見町・大分市
- 分布域
- 本州,四国,九州,隠岐
- 世界的分布
- 朝鮮半島,中国
- 生育環境
かつて塩田があった沿岸部のヨシ原の泥湿地。
- 現状
- 沿岸部の湿地に僅かな生息地がある。
- 備考
夜間、灯火に飛来する。