黒ガ浜のウスチャイソハネカクシ
昆虫類Halorhadinus masakazui Ono & Maruyama
目名 | コウチュウ目 |
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科名 | ハネカクシ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅のおそれのある 地域個体群 (LP)地域的に孤⽴している個体群で、絶滅のおそれが⾼いもの |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
イソハネカクシ属は砂礫海岸の地下浅層に生息する種群で,汚染のない自然海岸が残る生息地に局地的に分布する。本種は国内では本州の島根県と九州の本県佐賀関の黒ガ浜に孤立して生息しており,学術的に極めて貴重である。開発や汚染、地球温暖化による海水温上昇の影響など、絶滅の恐れが懸念される。
- 県内分布( )は過去の分布
- 佐賀関町
- 分布域
- 本州,九州
- 世界的分布
- 韓国
- 生育環境
砂礫海岸の地下浅層に生息し,トビムシなど微小動物を捕食すると思われる。
- 現状
- 佐賀関半島の礫浜と島根県が国内の産地。
- 備考
汀線の地下に生息し,潮の干満で移動すると思われる。