クロモンマグソコガネ
昆虫類Aphodius variabilis Waterhouse
目名 | コウチュウ目 |
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科名 | コガネムシ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
選定理由
40~50年以前には全国各地の里山に普通に生息していた本種が急速に衰退している。県下の産地はいずれも脆弱な生息環境で、個体数が減少し,絶滅の危険性が高い。
- 県内分布( )は過去の分布
- 宇佐市,大分市,野津原町
- 分布域
- 北海道,本州,四国,九州,対馬
- 世界的分布
- 朝鮮半島,中国,シベリア,トルキスタン
- 生育環境
里山環境や河川堤防などの草地の獣糞に依存して冬季に活動する。
- 現状
- 河川堤防で犬糞に依存して僅かな個体が生息しているが,犬糞処理マナー向上で激減した。
- 備考
全国で現在生息が確認されているのは数県にすぎない。