スジボソヤマキチョウ
昆虫類Gonepteryx aspasia niphonica Bollow
目名 | チョウ目 |
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科名 | シロチョウ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧IA類(CR)ごく近い将来における野⽣での絶滅の危険性が極めて⾼いもの |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
九重山群と祖母山の限られた高地に分布し,九州では最も個体数の少ない種であり,1986年の記録のあと情報がない。
- 県内分布( )は過去の分布
- 九重町,久住町,竹田市
- 分布域
- 本州,四国,九州(熊本?・大分・宮崎)
- 世界的分布
- 日本固有種
- 生育環境
クロウメモドキ科を食草とする。西南日本では山地の渓流沿いや樹林の林縁に生息する。
- 現状
- 祖母山,九重山群で1950年代に採集され,その後記録は跡絶えたが,1986年に竹田市祖母山で1♂が採集された。
- 備考
本州ではかなり広く分布する。九州では分布が局限され,個体数も極めて少ない。