ヒメシロチョウ
昆虫類Leptidea amurensis (Ménétriès)
| 目名 | チョウ目 |
|---|---|
| 科名 | シロチョウ科 |
| 大分県カテゴリー | 絶滅危惧ＩＡ類(CR)ごく近い将来における野⽣での絶滅の危険性が極めて⾼いもの |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧ＩＢ類(EN)ＩA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの |
選定理由
高原草地の観光開発，草地改良などによって，本来の火山性一次草原が失われたため，生息地が著しく狭められ，絶滅の危機に瀕している。
- 県内分布（ ）は過去の分布
- 玖珠町，九重町，久住町，直入町，湯布院町，朝地町
- 分布域
- 北海道,本州,九州(熊本･大分･宮崎)
- 世界的分布
- 朝鮮半島,中国,アムール
- 生育環境
九州では阿蘇･九重の火山性一次草原。ツルフジバカマを食草とする。
- 現状
- 久住高原･飯田高原では食草のツルフジバカマが成育する草地は非常に少なくなり，本種の個体数は1980年以降，急激に減少している。