スギタニルリシジミ九州亜種
昆虫類Celastrina sugitanii kyushuensis Shirôzu
目名 | チョウ目 |
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科名 | シジミチョウ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
山地の渓谷部の伐採によって食草が減少し,個体数の減少傾向が見られる。分布地は局限される。
- 県内分布( )は過去の分布
- 耶馬溪町,山国町,前津江村,中津江村,上津江村,玖珠町,九重町,庄内町,竹田市,久住町,直入町,緒方町,宇目町
- 分布域
- 九州
- 世界的分布
- 九州亜種
- 生育環境
本州ではトチノキがおもな食草とされるが,九州ではキハダ,ミズキがおもな食草となり,これらが生育する渓谷の森林。年一回,大分県では4月上・中旬から発生する。
- 現状
- 県内の分布は,深山地の渓谷部に限られ,伐採ほかによって個体数は非常に少なくなっている。
- 備考
原名亜種(本州,四国),北海道亜種がある。