オオルリシジミ 九州亜種
昆虫類Shijimiaeoides divinus asonis (Matsumura)
目名 | チョウ目 |
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科名 | シジミチョウ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの |
選定理由
九州では阿蘇・九重の火山草原に特有の分布が知られ,大分県では1970年代前半以後発生が認められなかった。近年新たな産地は発見されたが,マニアの採集圧もあって再び絶滅の危険性が高くなっている。
- 県内分布( )は過去の分布
- 玖珠町,九重町,久住町,湯布院町,(別府市)
- 分布域
- 九州(熊本・大分)※本州産は別亜種
- 世界的分布
- 九州亜種
- 生育環境
明るい草原,とくに火山草原。幼虫はクララを食べる。
- 現状
- 1970年代前半の,久住高原での採集記録を最後に,大分県では記録が途絶えていた。最近の調査で4町での生息が確認されている。
- 備考
2020年に県指定希少野生動植物種に指定