ウラナミジャノメ日本本土亜種
昆虫類Ypthima multistriata niphonica Murayama
目名 | チョウ目 |
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科名 | タテハチョウ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増大している種 |
選定理由
里山の蝶であるが,近年,全国的に個体数が減少している。県内でも個体数の減少傾向が進みつつある。近年の調査で新たな生息地が見つかっている。
- 県内分布( )は過去の分布
- 前津江村,日田市,本耶馬渓町,耶馬渓町,中津市,天瀬町,玖珠町,九重町,杵築市,別府市,湯布院町,庄内町,挾間町,野津原町,大分市,大野町,竹田市,臼杵市,鶴見町,蒲江町
- 分布域
- 本州(神奈川県以西),四国,九州(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島),壱岐,対馬,五島
- 世界的分布
- 朝鮮半島,中国
- 生育環境
低山地の明るい環境の草地,林縁部。カヤツリグサ科が食草として知られるが,イネ科植物も食草となっていると考えられる。
- 現状
- 低山地の里山の蝶で,県内に広く分布するが,産地は点在し,国東半島および佐伯市と旧南海部郡に分布の空白地域がある。
- 備考
年2回,6月と9月に発生する