アカテノコギリガザミ
大型水生甲殻類Scylla olivacea (Herbst, 1796)
目名 | エビ目(十脚目) |
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科名 | ワタリガニ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
河川改修などの影響を受けると生息環境の悪化が予想され、今後、絶滅危惧種になる可能性がある。
- 県内分布( )は過去の分布
- 番匠川水系、豊後水道に注ぐ水系、日向灘に注ぐ水系
- 分布域
- 千葉県~南西諸島
- 世界的分布
- インド東部~西太平洋
- 生育環境
河口域の泥質干潟。
- 現状
- 大型個体も記録されているが、個体数は少ない。
- 備考
ノコギリガザミ属に分類される種のうち、日本にはアカテノコギリガザミ Scylla olivacea 、トゲノコギリガザミ S. paramamosain 、アミメノコギリガザミ S. serrata の3種が分布する。
レッドデータブックおおいた2011年版において、ノコギリガザミ種群Scylla spp.としていた3種のうちの1種。
環境省版海洋生物レッドリスト(2017)において情報不足(DD)に指定されている。