ハマガニ

大型水生甲殻類

Chasmagnathus convexus (De Haan, 1833)

ハマガニ
提供:足利由紀子
目名 エビ目(十脚目)
科名 モクズガニ科
大分県カテゴリー 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種
環境省カテゴリー 掲載なし
選定理由

河川工事、護岸工事などによるヨシ原の減少・消失によって生息環境が悪化した場合、絶滅危惧種になる可能性がある。

県内分布( )は過去の分布
山国川水系、周防灘に注ぐ水系、大野川水系、別府湾に注ぐ水系、番匠川水系、豊後水道に注ぐ水系
分布域
宮城県(太平洋側)・青森県(日本海側)~南西諸島
世界的分布
朝鮮半島、中国、台湾
生育環境

感潮域の潮上帯において、泥地やヨシ原などの草地に巣穴を掘る。

現状
県南部から県北部の複数河川に生息している。
比較的安定して確認できる河川もあるが、生息範囲は限られており、個体数が少ない場所もある。
備考

環境省版海洋生物レッドリスト(2017)において準絶滅危惧(NT)に指定されている。