シオマネキ
大型水生甲殻類Tubuca arcuata (De Haan,1835)
目名 | エビ目(十脚目) |
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科名 | スナガニ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増大している種 |
選定理由
埋め立て工事や掘削工事などによる干潟の減少に伴い生息場所が狭められている。
個体数は明らかに減少しており、絶滅の危険性が高い。
- 県内分布( )は過去の分布
- 山国川水系、周防灘に注ぐ水系、大野川水系、別府湾に注ぐ水系、番匠川水系
- 分布域
- 静岡県以西の本州、四国、九州・沖縄
- 世界的分布
- 朝鮮半島、中国、台湾
- 生育環境
やや硬い泥質干潟のヨシ原内部などに巣穴を掘る。
- 現状
- 県内の複数河川において生息が確認されているが、いずれの河川においても生息範囲は狭く、個体数は少ない。
- 備考
「大分県希少野生動植物の保護に関する条例」に基づき指定希少野生動植物に指定されている。