カワネズミ
哺乳類Chimarrogale platycephalus
目名 | トガリネズミ型目 |
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科名 | トガリネズミ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
環境省カテゴリー | 絶滅のおそれのある 地域個体群 (LP)地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの |
選定理由
山間地の渓流や中小河川の丘陵地内の流水域に対する,河川工事,護岸工事など,生息環境への人為干渉が徹底しつつあり,急激に個体数が減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 下毛郡,日田郡,玖珠郡,大分郡,大野郡,直入郡,南海部郡
- 分布域
- 本州,四国,九州(長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島)
- 生育環境
丘陵地帯から山間地の中小河川の森林におおわれた渓流付近。魚類やサワガニなどを採食している。
- 現状
- 祖母傾地域や耶馬渓地域では渓流で生息が継続的に確認されているが、確認地域が限られており,最近では,確認されていた生息域での再確認が難しくなてきている。
- 備考
日本固有種。日本哺乳類学会;保護すべき地域個体群(九州)