ニホンジネズミ(サイゴクジネズミ)
哺乳類Crocidura dsinezumi dsinezumi
目名 | トガリネズミ型目 |
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科名 | トガリネズミ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
高規格農道,林道,作業用林道などの急速な開設に伴い,目撃個体数は急激に減少した各種森林公園,住宅地開発,ふるさと林道開設などが生息域一帯に集中的であることから,減少の恐れが高い。
- 県内分布( )は過去の分布
- ほぼ県内全域に生息
- 分布域
- 北海道,本州,四国,九州(長崎・佐賀・福岡・熊本・大分・宮崎・鹿児島),種子島,屋久島,トカラ列島(中之島)
- 世界的分布
- 韓国済州島
- 生育環境
海岸から低山帯の農耕地,河畔,林縁などに主として生息。本県では久住の草原域からも確認されている。
- 現状
- 1980年代前半まで低山の林内,林縁で安定した生息状況が認められた。現在、各地の自然環境調査などで確認されてはいるが、1985年頃から森林域に対する開発利用で,個体数は減少している。