コキクガシラコウモリ
哺乳類Rhinolophus cornutus
目名 | 翼手目 |
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科名 | キクガシラコウモリ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
生息洞の消滅,洞内照明の積極化,洞内人為利用の推進などにより生息環境の悪化が懸念される。
- 県内分布( )は過去の分布
- 県内全域の自然洞,人工洞,暗渠
- 分布域
- 北海道,本州,四国,九州(長崎・佐賀・福岡・熊本・大分・宮崎・鹿児島),伊豆諸島,対馬,壱岐,福江島,屋久島,奄美諸島,沖永良部島
- 生育環境
河川,小丘陵,森林,草原などで採餌。営巣環境として岩裂,自然形成洞,人為造成洞,暗渠などを必要とする。
- 現状
- 戦時中の防空壕が埋戻され,石灰洞は掘削され,鍾乳洞は人為的照明が取付られるなど生息環境は良好とは言い難い。県下では佐伯市域で大きな繁殖集団が確認されているが、全県的にはやや不安定な生息状況にある。
- 備考
日本固有種の可能性が高い(中国東部にも同一種が分布する疑いがある)。