ユビナガコウモリ
哺乳類Miniopterus fulginosus
目名 | 翼手目 |
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科名 | ヒナコウモリ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
これまでの生息地に加えて,大分市,国東地域,山国町などが確認されていたが、ここ10年間の間に、日田市や九重町など県内各地での生息が追加確認された.
- 県内分布( )は過去の分布
- 野津町,臼杵市,津久見市,宇目町,大分市,国東地域,山国町,日田市,九重町
- 分布域
- 本州,四国,九州(長崎・佐賀・福岡・熊本・大分・宮崎・鹿児島),佐渡島,対馬
- 世界的分布
- シベリア東部,朝鮮半島,アフガニスタンからインド,中国
- 生育環境
洞窟性のコウモリで,キクガシラコウモリなどのように,暗渠には生息せず,大きな洞窟を必要とする。河川や森林周辺が主な採食場所となる。
- 現状
- 県内各地で確認されている.キクガシラコウモリやコキクガシラコウモリの繁殖集団に混入し,同所的に生息している場所もある.