コケシノブ
シダ植物Hymenophyllum wrightii Bosch
科名 | コケシノブ科 |
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大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
温帯性のシダ植物で,九州では山地に希に分布する。本県での生育地も比較的標高の高い山地に限られる。自然林の伐採などにより生育環境の悪化が懸念される。
- 県内分布( )は過去の分布
- 英彦山・犬ヶ岳山地,由布・鶴見火山群,九重火山群,祖母・傾山地
- 分布域
- 北海道,本州,四国,九州(福岡・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島)
- 世界的分布
- ロシア(極東),韓国,カナダ(ハイダグワイ)
- 生育環境
山地林内の樹幹や岩上に着生。
- 現状
- 自然林の減少により,生育環境が悪化した生育地が増えている。