コモチイヌワラビ
シダ植物Athyrium strigillosum (Lowe) T.Moore ex Salomon
科名 | メシダ科 |
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大分県カテゴリー | 絶滅危惧IA類(CR)ごく近い将来における野⽣での絶滅の危険性が極めて⾼いもの |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの |
選定理由
これまで屋久島と熊本県の一部地域のみで確認されていたが,2000年に本県での自生を確認した。生息地では,狭い範囲にわずかな個体が生育しているだけで,風水害による絶滅の危険性が極めて高い。
- 県内分布( )は過去の分布
- 九重火山群
- 分布域
- 九州(熊本・大分・鹿児島)
- 世界的分布
- 中国,台湾,南アジア
- 生育環境
低山地の林内の水流辺。
- 現状
- 渓流辺や湧水地周辺にわずかな個体が生育している。