ヒノキ（自生種）
種子植物Chamaecyparis obtusa (Sieb. et Zucc.) Endl.
| 科名 | ヒノキ科 |
|---|---|
| 大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
| 環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
各地に植栽されているが，自生地は極めて限られている。山頂尾根部の岩角地に生育しているため，伐採は免れるものの，風衝など自然災害による倒木や崩壊による損傷が懸念される。
- 県内分布（ ）は過去の分布
- 英彦山･犬ヶ岳山地，北川上流域（いずれも自生種）
- 分布域
- 本州(福島以西),四国,九州(福岡･熊本･大分･鹿児島)
- 生育環境
山地の山頂尾根部の岩角地林内。
- 現状
- ｢耶馬渓地区｣の文献記録はあるが，その生育地は把握できていない。
- 備考
文献［林弥栄；日本産重要樹種の天然分布 針葉樹 第１報 55(1951)］