ムカゴツヅリ
種子植物Poa tuberifera Faurie ex Hack.
科名 | イネ科 |
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大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
軟弱な多年草で,渓流辺や滝壺周辺に生育しており,生育地は希で,生育範囲も狭い。植生遷移の影響をうけ,出水などで生育地が流失したり,埋没したりする懸念がある。
- 県内分布( )は過去の分布
- 玖珠丘陵地・山地,九重火山群,大分川・大野川丘陵地
- 分布域
- 本州,四国,九州(大分・宮崎)
- 世界的分布
- 朝鮮半島(済州島)
- 生育環境
低山地の渓流辺の林縁。
- 現状
- 植物体が軟弱で,花期(4~5月)でないと把握しにくい。
- 備考
日本特産とされてきたが,朝鮮半島(済州島)での生育が確認されている。