ミクリガヤ

種子植物

Rhynchospora malasica C. B. Clarke

科名 カヤツリグサ科
大分県カテゴリー 情報不足(DD)評価するだけの情報が不⾜している種
環境省カテゴリー 絶滅危惧IB類(EN)IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
選定理由

やや大形の暖地植物で,これまで「豊後水道域」の離島の崖下で小群生地を確認している。植生遷移の進行による生育環境の変化が懸念される。

県内分布( )は過去の分布
豊後水道域
分布域
本州(東海道,近畿南部,中国),九州(佐賀・大分・宮崎・鹿児島)
世界的分布
台湾,マレー半島,マレーシア
生育環境

海岸の崖下湿地。

現状
1978年に,離島の崖下に生育する小群落を確認したが,人による攪乱はなく,持続して生育しているものと思われる。