ノグサ
種子植物Schoenus apogon Roem. et Schult.
科名 | カヤツリグサ科 |
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大分県カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
生育地は希で,草丈の低い一年草。その生育状態は湿地環境の変化に強く影響される。近年,生育地に帰化植物の進入が著しく,生育地が攪乱されて,絶滅の危険性が高くなっている。
- 県内分布( )は過去の分布
- 中津・宇佐低地
- 分布域
- 本州,四国,九州(福岡・大分・鹿児島)
- 世界的分布
- マレーシア,オーストラリア
- 生育環境
低地の水湿地。
- 現状
- 池畔湿地には,メリケンカルカヤ(Andropogon virginicus)などの帰化植物の進入が著しい。