ツクシテンナンショウ

種子植物

Arisaema ogatae Koidz.

ツクシテンナンショウ
撮影:平野修生
科名 サトイモ科
大分県カテゴリー 絶滅危惧IA類(CR)ごく近い将来における野⽣での絶滅の危険性が極めて⾼いもの
環境省カテゴリー 絶滅危惧IA類(CR)ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの
選定理由

本種は九州の特産種で宮崎県,熊本県に分布していたが,その北限地域として,大分県の「北川上流域」の生育地が確認された。個体数は非常に少なく,絶滅の危険性が極めて高い。

県内分布( )は過去の分布
北川上流域
分布域
九州(熊本・大分・宮崎)
生育環境

低山地の谷沿いの湿った岩場。

現状
最初の発見は2007年,宮崎県境近くの谷沿い,2009年に別の水系の谷沿いで発見。2か所合わせて数十株ほど。付近にはシカもいて,その食害も懸念される。
備考

環境省RLではオガタテンナンショウ(異名同種)