ヒメコウガイゼキショウ
種子植物Juncus bufonius L.
科名 | イグサ科 |
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大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
種としての分布域は広いが,本県では確認された生育地は少なく,個体数も僅少。近年,生育地一帯に帰化植物が進入し,生育環境が悪化して生育地の減少や消滅が懸念される。
- 県内分布( )は過去の分布
- 中津・宇佐低地,(大野川上流域)
- 分布域
- 北海道,本州,四国,九州(福岡・佐賀・大分・宮崎・鹿児島)
- 世界的分布
- インド,インドシナ,ヨーロッパ,シベリア,東亜~北米,ハワイ,オーストラリア,アフリカ,南米(ブラジル,チリ)
- 生育環境
低地の湿地。
- 現状
- 「別府湾沿岸域」の生育地は,土地改変のため消滅。「大野川上流域」の標本はあるが現状不明。
- 備考
生育地に進入する帰化植物;メリケンカルカヤやアメリカスズメノヒエ。