タチフウロ
種子植物Geranium krameri Franch. et Savat.
科名 | フウロソウ科 |
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大分県カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
主として九重火山群の草原に生えるが,生育地,個体数ともに少ない。高原の土地開発や植生遷移の進行による環境変化で,生育地が消滅し,絶滅の危険性が高くなっている。
- 県内分布( )は過去の分布
- 九重火山群,大分川・大野川丘陵地
- 分布域
- 本州,九州(熊本・大分)
- 世界的分布
- 朝鮮半島,アムール,ウスリー,中国(東北部)
- 生育環境
丘陵地や低山地の草原や林縁。
- 現状
- 火山性高原のやや湿った草原に生えるが,高原の土地開発で生育地が消滅している。「大分川・大野川丘陵地」の標本はあるが,その生育地は把握されていない。