ナガバヒゼンマユミ
種子植物Euonymus oblongifolius Loes. et Rehd.
科名 | ニシキギ科 |
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大分県カテゴリー | 絶滅危惧IA類(CR)ごく近い将来における野⽣での絶滅の危険性が極めて⾼いもの |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧IA類(CR)ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの |
選定理由
現在,日本においては「耶馬渓地区」のみに生育がみられる。個体数も極めて僅少。林内に生えるが,最近,その周辺地のものが伐採され,絶滅の危険性が極めて高い。
- 県内分布( )は過去の分布
- 耶馬渓地区
- 分布域
- 九州(大分)
- 世界的分布
- 中国(雲南,四川,湖南,江西,安徽,析江,福建,広西)
- 生育環境
低地の林内。
- 現状
- 「耶馬渓地区」の神社林と神社境内の林縁に生育し,個体数は僅少。生育地が人里近いため草刈りや森林伐採で,個体数が減少している。
- 備考
ナガバヒゼンマユミ(初島住彦:日本新産植物2種 植物地理・分類研究 39(1)39-40 1991)。指定希少野生動植物。