ハマサジ
種子植物Limonium tetragonum (Thunb.) A. A. Bullock
| 科名 | イソマツ科 |
|---|---|
| 大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
| 環境省カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
選定理由
全国的に分布域は狭く，本県では河口付近の塩湿地に生育し，生育地，個体数ともに僅少である。河口付近の埋立や浚渫,河岸の護岸工事などで生育地が縮小し，その減少や消滅が懸念される。
- 県内分布（ ）は過去の分布
- 周防灘海岸，姫島･国東海岸，別府湾沿岸域，豊後水道域
- 分布域
- 本州(宮城以南),四国,九州(福岡･佐賀･長崎･熊本･大分･宮崎･鹿児島)
- 世界的分布
- 朝鮮半島,中国(東北部)
- 生育環境
海岸や河口付近の塩湿地。
- 現状
- ｢別府湾沿岸域｣の生育地では埋め立てや浚渫，河川改修により生育地が縮小し，消滅した所がみられる。