グンバイヒルガオ

種子植物

Ipomoea pes-caprae (L.) Sweet. subsp. brasiliensis (L.) Ooststr.

グンバイヒルガオ
撮影:糸永雅俊
科名 ヒルガオ科
大分県カテゴリー 絶滅危惧IA類(CR)ごく近い将来における野⽣での絶滅の危険性が極めて⾼いもの
環境省カテゴリー 掲載なし
選定理由

亜熱帯,熱帯までの海岸砂浜に広く分布する。本県では以前から「豊後水道域」で生育が確認されていたが,冬を越すことはほとんど無かった。10年くらい前から,越冬して砂浜に繁茂している。絶滅の危険性は極めて高い。

県内分布( )は過去の分布
(別府湾沿岸域),豊後水道域
分布域
四国(南部),九州(福岡・長崎・熊本・大分・宮崎),沖縄
世界的分布
熱帯一般
生育環境

海岸の砂地。

現状
良好な生育地は,冬の寒さや大波などによる影響を受けたが,現在,生育状態は回復している。「別府湾沿岸域」は1987年に生育し,翌年に消滅した。
備考

暖地植物。