カジカ(カジカ大卵型;河川陸封型)
魚類Cottus pollux Günther, 1873
目名 | スズキ目 |
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科名 | カジカ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
選定理由
県内では筑後川水系にのみ生息しているが、近年の豪雨による河川の撹乱と、それに伴う長期の河川工事により絶滅の危険性が高くなっている。
- 県内分布( )は過去の分布
- 筑後川水系、(山国川水系)
- 分布域
- 本州のほぼ全域、四国、九州北西部
- 生育環境
河川の上・中流域の礫底。
- 現状
- 確認できるのは数本の支川のみであり、その支川における生息範囲も局所的で、個体数は非常に少ない。
- 備考
いわゆる“カジカ”の分類は未整理であるため、本稿での和名と学名の表記および分布域に関する記述は中坊・甲斐(2013)に準拠した。
【参考文献】
中坊徹次・甲斐嘉晃(2013)カジカ科.pp. 1160–1188, 2061–2067.中坊徹次 編,日本産魚類検索 全種の同定 第三版.東海大学出版会,秦野.