タネハゼ
魚類Callogobius tanegasimae (Snyder, 1908)
目名 | スズキ目 |
---|---|
科名 | ハゼ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
河口域のカキ殻や転石の下といった限定的な環境を好むため、河川工事により転石などが取り除かれると生息環境の回復は難しい。
今後生息地が減少した場合、絶滅危惧種になる可能性がある。
- 県内分布( )は過去の分布
- 大分川水系、別府湾に注ぐ水系、番匠川水系、豊後水道に注ぐ水系、日向灘に注ぐ水系
- 分布域
- 神奈川県相模湾~琉球列島西表島
- 世界的分布
- 台湾、フィリピン
- 生育環境
河口域の泥底や砂泥底にあるカキ殻や転石の下。
- 現状
- 本種は南方系の種であり、地球温暖化の影響で分布域を拡大してきた可能性もある。
県内での分布は中部と南部に限られる。