ルリヨシノボリ
魚類Rhinogobius mizunoi Suzuki, Shibukawa & Aizawa, 2017
| 目名 | スズキ目 |
|---|---|
| 科名 | ハゼ科 |
| 大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
| 環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
海から遡上する通し回遊魚であり、堰や砂防ダムなどが設置されると遡上が阻害され、絶滅危惧種になる可能性がある。本県を流れる五ヶ瀬川水系支川の一部でのみ生息が確認されている。
- 県内分布（ ）は過去の分布
- 日向灘に注ぐ水系
- 分布域
- 北海道積丹半島～渡島半島の日本海側、下北半島西部、青森県～山口県の日本海側、房総半島南部～鹿児島県大隅半島の太平洋側、九州西部、本州・四国の瀬戸内海側
- 世界的分布
- 韓国済州島
- 生育環境
河川の上・中流域の石礫底。
- 現状
- 2017年に3個体、2020年に8個体を確認した。
生息状況は安定していると思われるが、生息範囲は限られている。
五ヶ瀬川水系は主に宮崎県北部を流れるため、本県だけでなく宮崎県側の生息状況にも注視する必要がある。