ニクハゼ
魚類Gymnogobius heptacanthus (Hilgendorf, 1879)
目名 | スズキ目 |
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科名 | ハゼ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
護岸工事や埋め立て、水質悪化の影響を受けることでアマモ場が減少し、生息環境が失われた場合、絶滅危惧種になる可能性がある。
- 県内分布( )は過去の分布
- 山国川水系、周防灘に注ぐ水系、伊予灘に注ぐ水系、別府湾に注ぐ水系、番匠川水系
- 分布域
- 北海道留萌、青森県~鹿児島県上甑島の日本海・東シナ海沿岸、瀬戸内海、青森県~三重県の太平洋沿岸、和歌山県和歌浦、宮崎県北川
- 世界的分布
- 中国遼寧省・山東省、朝鮮半島南岸、済州島、ウラジオストック
- 生育環境
河口域や内湾のアマモ場。
- 現状
- 本種は県内に散在しているが、アマモ場を主な生息場としており、番匠川水系ではコアマモ群落の消失とともに本種も確認できなくなった場所がある。