チュウサギ
鳥類Egretta intermedia (Wagler,1829)
目名 | ペリカン目 |
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科名 | サギ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
選定理由
営巣地となる竹林や雑木林が,開発などにより減少し,個体数が減少している。農薬汚染によるエサの減少も考えられ,全国的にも個体数が急激に減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 田園地帯,水田,湿地などに夏鳥。
- 分布域
- 本州,四国,九州で繁殖。琉球諸島では冬鳥。
- 世界的分布
- 朝鮮半島,中国南部で繁殖,フィリピン,インドネシアで越冬。
- 生育環境
平野部の草地,水田,川岸,湿地などに夏鳥として生息し,コサギ,ダイサギなどとともに平地や丘陵の林で集団営巣する。昆虫類,小型魚類,甲殻類,両生類,爬虫類などを食べる。
- 現状
- 集団営巣地は,悪臭や騒音などのために近隣住民から苦情が出て,繁殖妨害や有害鳥獣駆除をされることがある。