セイタカシギ

鳥類

Himantopus himantopus (Linnaeus,1758)

セイタカシギ
撮影:日本野鳥の会大分県支部
目名 チドリ目
科名 シギ科
大分県カテゴリー 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増大している種
選定理由

本種の総個体数は約 10,000羽であり,日本への飛来数は極めて少ない。前回の大分県レッドデータブック2011ではⅠB(EN)となっていたが、今回の見直し調査で報告例や観察例が多い。今回の見直しで、環境省のカテゴリーもⅠB(EN)からⅡ(VU)に変更されているので、準拠した

県内分布( )は過去の分布
海岸部の湿地帯に飛来する希な旅鳥。
分布域
本州(千葉,愛知)で繁殖。その他の地域では希な旅鳥。
世界的分布
中国内陸部で繁殖,中国南部,東南アジア,オーストラリアで越冬。
生育環境

海岸沿いの開けた見晴らしのよい地上に営巣する。浅い水域で昆虫,貝類,小魚などの小動物や水草を食べる。

現状
県内では年に1~2回観察される程度である。
備考

希少鳥獣