チュウヒ
鳥類Circus spilonotus Kaup,1847
目名 | タカ目 |
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科名 | タカ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの |
選定理由
全国的に個体数は非常に少ないが,河川改修,開発などにより広い湿原,アシ原が激減しており,生息に適した環境が少なくなっている。県内でも越冬個体数が減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 全域の海岸部のアシ原に希な冬鳥。
- 分布域
- 北海道,本州中北部では少数が繁殖,本州中西部,四国,九州,琉球諸島の海岸部のアシ原に冬鳥。
- 世界的分布
- 中国東北部,シベリア,サハリンで繁殖,中国南部で越冬。
- 生育環境
湖沼,河川,海岸の周辺にある広い湿原,草原,農耕地に生息する。アシ原の上を周回しながら,ネズミやカエルなどの小動物を捕食する。
- 現状
- 県内の越冬個体数は10羽未満であると推定される。
- 備考
ワシントン条約附属書II,希少鳥獣