ツミ
鳥類Accipiter gularis (Temminck & Schlegel,1844)
目名 | タカ目 |
---|---|
科名 | タカ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
森林開発などにより生息環境が悪化している。県内での繁殖期の記録は少なく,冬の観察頻度も減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 平地から山地の林に希にみられる留鳥。
- 分布域
- 亜種ツミ(A. g. gularis)は,北海道,本州,四国,九州の平地から亜高山の森林地帯に留鳥。奄美諸島以南では冬鳥。南西諸島では別亜種リュウキュウツミ(A. g. iwasakii)が留鳥。
- 世界的分布
- 朝鮮半島,中国東北部で繁殖,中国南部,東南アジアで越冬。
- 生育環境
平地から亜高山の森林に生息し,小型の鳥類やネズミ,トカゲ,昆虫などの小動物を捕食する。
- 現状
- 繁殖期の個体数は数十羽程度と推定される。
- 備考
環境省レッドリストは,亜種リュウキュウツミ(A. g. iwasakii)は準,大分に生息する亜種ツミは,掲載なし。種ツミはワシントン条約附属書II