オオコノハズク

鳥類

Otus lempiji (Horsfield,1821)

オオコノハズク
目名 フクロウ目
科名 フクロウ科
大分県カテゴリー 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種
環境省カテゴリー 掲載なし
選定理由

前回の大分県レッドデータブック2011では情報不足(DD)となっていたが、今回の見直し調査で情報が報告された。観察例も少なく、今回の見直しで大分県独自の判定を行った。

県内分布( )は過去の分布
平地から山地の森林に生息する留鳥。
分布域
北海道,本州,四国,九州で留鳥。琉球諸島には亜種リュウキュウオオコノハズク(O. l. pryeri)が留鳥。
世界的分布
朝鮮半島,中国全域,東南アジア全域で留鳥。
生育環境

平地から山地の森林に生息し,大木の樹洞で繁殖する。ネズミ類,トカゲ類,小鳥類などの小動物を捕食する。

現状
全国的に個体数が極めて少ない。繁殖に利用する大木が減少している。県内の観察記録は,中津平野と文殊仙寺の3回のみである。
備考

ワシントン条約附属書II。 Otus bakkamoena と同じ