フクロウ
鳥類Strix uralensis Pallas,1771
目名 | フクロウ目 |
---|---|
科名 | フクロウ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
平地でも山地でも,繁殖に適した大木が減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 全域の平地から山地の林に留鳥。
- 分布域
- 種フクロウは北海道,本州,四国,九州に留鳥。亜種キュウシュウフクロウ(S. u. fuscescens) は,千葉以南の太平洋岸,四国,九州に留鳥。
- 世界的分布
- 中国東北部,シベリア南部,サハリンに留鳥。
- 生育環境
平地から亜高山帯の針広混交林,落葉広葉樹林,常緑広葉樹林,農耕地などに生息し,大木の樹洞やカラスなどの古巣などに営巣する。夜行性で,ネズミやウサギなどの小動物,小鳥類などを捕食する。
- 現状
- 平地では営巣することができる木が激減している。営巣に適した老大木があれば,都市部でも繁殖する。
- 備考
ワシントン条約附属書II