アカショウビン

鳥類

Halcyon coromanda (Latham,1790)

アカショウビン
撮影:日本野鳥の会大分県支部
目名 ブッポウソウ目
科名 カワセミ科
大分県カテゴリー 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種
環境省カテゴリー 掲載なし
選定理由

道路などの開発により,生息環境が悪化したため,生息数が減少している。個体数は大変少ない。

県内分布( )は過去の分布
全域の平地から山地の渓流に夏鳥。
分布域
亜種アカショウビン(H. c. major)は,北海道,本州,四国,九州,種子島,屋久島で繁殖する夏鳥。奄美諸島以南には別亜種リュウキュウアカショウビン(H. c. bangsi) が留鳥。
世界的分布
朝鮮半島,日本,台湾で夏鳥,東南アジアで留鳥。
生育環境

渓流沿いなどのよく茂った湿気のある林に生息し,朽木に穴を掘って営巣する。湿った林床で,カエルなどの両生類,爬虫類,甲殻類,無脊椎動物などを採食する。

現状
県内では,年に数回程度の観察記録があるのみで,最近は観察頻度が少なくなってきている。