ヤイロチョウ
鳥類Pitta nympha Temminck & Schlegel,1850)
目名 | スズメ目 |
---|---|
科名 | ヤイロチョウ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)ⅠA類ほどではないが、近い将来における野⽣での絶滅の危険性が⾼いもの |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧IB類(EN)IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの |
選定理由
生息数が極めて少ない。生息に適したうっそうとした常緑広葉樹森林が減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 常緑広葉樹林に生息する数少ない夏鳥。
- 分布域
- 本州中部以南,四国,九州に夏鳥。
- 世界的分布
- 中国南部,台湾で夏鳥,東南アジア西部では留鳥。
- 生育環境
渓流沿いの落葉広葉樹林や常緑広葉樹林に生息し,湿った斜面に営巣する。おもに地上でミミズや昆虫をとる。
- 現状
- 県内では,毎年数か所で観察記録がある。県内の個体数は,10羽程度であろうと推定される。
- 備考
Pitta nympha と同じ。国際自然保護連合:II,ワシントン条約附属書II,国内希少野生動植物種。