サンコウチョウ
鳥類Terpsiphone atrocaudata (Eyton,1839)
目名 | スズメ目 |
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科名 | カササギビタキ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
平地林が減少し,幼齢林など生息環境が悪化・減少しているので,生息数が減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 県内全域の平地林から里山域に生息する夏鳥。
- 分布域
- 亜種サンコウチョウ(T. a. atrocaudata)は,本州,四国,九州に夏鳥。奄美諸島以南は,亜種リュウキュウサンコウチョウ(T. a. illex)が常緑広葉樹林に留鳥。
- 世界的分布
- 台湾で繁殖,中国南部から東南アジア西部で越冬。
- 生育環境
丘陵地から低山の里山の開けた沢沿いの広葉樹林に夏鳥として生息し,樹冠部で昆虫を空中で捕食する。
- 現状
- 観察数は少なくなっている。
- 備考
日本と台湾だけで繁殖する準固有種,国際自然保護連合:準。