トノサマガエル
両生類Pelophylax nigromaculatus (Hallowell, 1861)
目名 | カエル目 |
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科名 | アカガエル科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
選定理由
各河川上流域の水田やたまりでは生息が確認されるが、中・下流域では、幼生時の生息域の乾燥化や農薬・除草剤による餌生物の減少から、生存が危惧される状況であり、準(NT)とし生息環境改善に努力したい。
- 県内分布( )は過去の分布
- 中津市、宇佐市、豊後高田市、国東市、杵築市、日田市、玖珠町、九重町、大分市、別府市、由布市、竹田市、豊後大野市、臼杵市、佐伯市
- 分布域
- 本州(関東地方から仙台平野を除いた地方)四国、九州
- 世界的分布
- 朝鮮半島、中国、ロシア沿海州
- 生育環境
水田・池沼やその周辺
- 現状
- 1960年ごろから個体数が激減し、大分市では絶滅寸前の状況になった。大分市では現在でも数地点しか確認されてない。回復傾向と考えられる地域も存在する。