アオウミガメ
爬虫類Chelonia mydas (Linnaeus, 1758)
目名 | カメ目 |
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科名 | ウミガメ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増大している種 |
選定理由
磯焼けや藻場の衰退による餌資源の減少、海洋ゴミの誤飲、漁網による混獲等により、個体数が減少していると考えられる。
- 県内分布( )は過去の分布
- 周辺海域
- 分布域
- 索餌海域として、本州、四国、九州の浅海域を利用している。
- 世界的分布
- 太平洋、インド洋、大西洋、地中海の温帯から熱帯の海域
- 生育環境
温帯から熱帯域の海域に分布する。産卵地は熱帯海域の島嶼部を中心に広く分布する。
- 現状
- 国内では屋久島、種子島以南の南西諸島や小笠原諸島において上陸、産卵を行っており、大分県内では繁殖していない。
ただし、大分県の周辺海域は、未成熟個体の索餌海域になっていると考えられ、恒常的に生息している。本種は海藻類を主な餌とするが、磯焼けや藻場の衰退により、餌資源が減少していると考えられる。生息環境の悪化が懸念される。 - 備考
CITES付属書Ⅰ