タカチホヘビ
爬虫類Achalinus spinalis Peters, 1869
目名 | 有隣目 |
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科名 | タカチホヘビ科 |
大分県カテゴリー | 絶滅危惧II類 (VU)絶滅の危険が増⼤している種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
生息環境は限定されており、数も多くない。
開発等により生息環境が減少、分断化しており、良好な生息地が減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 大分市 別府市中津市 日田市佐伯市 臼杵市津久見市 竹田市宇佐市 豊後大野市由布市 玖珠郡
- 分布域
- 本州、四国、九州および周辺の島嶼
- 世界的分布
- 日本国内のほか、中国南東部にも分布するとされる。
- 生育環境
低地から亜高山帯の森林やその周縁部に生息する。生息環境の選好性が高く、ガレ場や谷部などで見つかることが多い。乾燥しない環境を好む。
- 現状
- 本種は夜行性で、日中は倒木や石、落ち葉の下などに隠れており、人目に触れる機会は少ない。ミミズなどを捕食する。
県内の生息状況を見ると、県内各地に生息しているものの、生息地は断片的であり生息情報は多くない。また、国東半島ではこれまでに生息情報が得られていない。
生息環境の選好性が高いため、環境が変化した場合には影響を受けやすいと考えられる。