ジムグリ

爬虫類Euprepiophis conspicillatus (Boie, 1826)

撮影：森田祐介

選定理由

開発・改変等により生息環境が減少、分断化しており、良好な生息地が減少している。

県内分布（　）は過去の分布: 県内全域
分布域: 北海道、本州、四国、九州および周辺の島嶼
世界的分布: 日本国内および国後島に分布
生育環境: 低地から亜高山帯の森林やその周縁部に生息する。
現状: ほぼ昼行性で小型の哺乳類を捕食する。土中にあるネズミ類等の巣穴に潜り込み、捕食することが知られる。夏季には不活発となるため、春季や秋季に確認されることが多い。
県内の生息状況を見ると、広域に生息するものの、生息数が減少しているとみられる。
特に低地では、顕著に減少している。開発や生息環境の分断化により、餌動物や良好な生息環境が減少していることが生息個体の減少要因になっていると考えられる。