ヒバカリ
爬虫類Hebius vibakari vibakari (Boie, 1826)
目名 | 有隣目 |
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科名 | ナミヘビ科 |
大分県カテゴリー | 準絶滅危惧 (NT)存続基盤が脆弱な種 |
環境省カテゴリー | 掲載なし |
選定理由
開発・改変等により生息環境が減少、分断化しており、良好な生息地が減少している。
- 県内分布( )は過去の分布
- 県内全域
- 分布域
- 本州、四国、九州および周辺の島嶼
- 世界的分布
- 日本固有亜種であり、亜種レベルでは日本国内にのみ分布
- 生育環境
低地から亜高山帯の森林やその周辺の水田や湿地に生息する。水辺環境を好む。
- 現状
- 薄明薄暮に活動することが多く、小魚やオタマジャクシ、カエル、ミミズなどを捕食する。
県内の生息状況を見ると、広域に生息するものの、生息数が減少しているとみられる。
圃場整備や農業形態の変化等により、餌となる動物が減少したことにくわえ、水辺環境(水田等)と森林環境が分断され、良好な生息環境が減少していることが生息個体の減少要因になっていると考えられる。 - 備考
日本固有亜種